電子書籍による教科書の扱いについて
この春の教科書採用登録をいただく際に、教科書を電子書籍にすることについて、教員の皆様の関心を知るため簡単なアンケートを行いました。
傾向として、特に参考書のような副読本について電子化の要望が多くありました。
現時点では紙書籍が基本となることには変わりありませんが、教科書の電子書籍化について少なくない教員が関心をお持ちです。学修環境整備へのお手伝いをすることは生協の大きな役割ですので、積極的に情報提供をおこない、意向に沿ったご提案ができるようサポートをおこなってまいります。
現時点では以下のことをご提案いたします。
●すでに電子化されている書籍については、2022秋学期以降、教科書採用が可能です。
電子データ化済の書籍リスト
学生さんが来店されることなくネットを通じて購入することも可能です。在庫への留意も不要となるため、売切れがありません。期日までに購入いただければすぐに読める状態になります。
※読むためにWifi等インターネット環境は別途必要になります。
●教科書として電子書籍を採用される場合の留意点
・通信環境が必要です。読むためにはWEBへのアクセスが必須となります。別途通信環境を整備する必要があります。
・テスト時の持込は不可能です:電子書籍の特性上、テスト時に「持込み可」とすることができません。PCやスマホ、タブレット等で読むものですので、そのハードも同時に持ち込む必要がありますが、現状ハードの持ち込みは(他の情報にアクセスできてしまうため)不可能です。
●今後電子書籍化に関する要望などをお聞きします。
※電子化要望受付準備中(電子化のお約束はできません。予めご了承ください。)
●Q&A
・電子書籍の方が価格は安くなりますか?⇒基本的には紙の書籍と同じ価格です。稀に出版社の意向によって安くなる場合もあります。高くなることはありません。
・組合員値引きは適用されますか?⇒適用されます。
・校費利用は可能ですか?⇒可能です。
・認証はどのようにされますか⇒購入者にシリアルナンバー入りのクーポンをお渡しします。指定のサイトでシリアルナンバーを入力することで読めるようになります。
・コンテンツがコピーされませんか⇒コピーはできないようにDRM(デジタル著作権管理)がかかっています。
・すでに慶應で扱っていますか⇒すでに三田キャンパスで採用実績がございます。