旅行ブログ(第4回 微笑みの国 バンコク&パタヤ旅行記​)

久しぶりの第4回目の旅行ブログは、「バンコク&パタヤ編」をお送りいたします。

コロナ渦の中では海外諸国もコロナ検査など非常に厳しい入国制限を課していましたが、ようやくコロナも出口が見えてきて、ここにきて少しずつ入国制限が解除されてきたため、8月に約3年振りにタイへ4泊6日の海外旅行に行ってきました。今回は1人旅です。
およその日程は以下の通りです。

1日目   成田=>バンコク  (バンコク泊)
2日目   アユタヤ観光         (バンコク泊)
3日目   バンコク=>パタヤへ移動 (パタヤ泊)
4日目 パタヤ観光 (パタヤ泊)
5日目 パタヤ=>バンコク空港へ移動
     バンコク=>成田
6日目 成田帰国



<1日目>
コロナ渦になってここ最近は国内旅行に行っていたものの、海外に行くのは約3年振りです。
国内も良いけどそろそろ海外に行きたい気持ちが強くなってきた今日この頃、今年の夏季休暇はそろそろ海外に行こうかなと思って色々調べていました。久し振りにヨーロッパに行きたかったのですが、ウクライナ情勢や円安などの影響で航空券がかなり高くなっていて手が出ない状態、さてどこに行こうかと迷っていましたが、航空券価格が安くて入国制限が解除された国を絞って検討した結果、タイに行く事を決めました。
但しタイ入国制限も全解除になったわけではなく、タイでの入国条件はワクチン接種証明書が必要、日本帰国前にPCR検査を受けるという条件は残ったままでした。さてどんな旅になるのでしょうか。


今回は往復ともタイ航空で行きます。バンコクまでは約6時間半の飛行機旅です。
どのくらい混んでいるかと思って搭乗したのですが、ほぼ満席でした。ようやく海外旅行も戻りつつあるなぁと感慨ひとしおでした。機内食を食べ映画見たりスマホを見てるうちに、バンコクスワンナプーム空港に到着しました。


個人的にバンコク空港は好きな空港ベスト3に入ります。広いのですが綺麗なデザインで分かりやすい空港です。飛行機を降りて入国審査場まで歩いて行きます。ワクチン接種証明書も入国審査時に見せるのだろうと思ってましたが、実際はこの通路の途中に接種証明書を見せる為のカウンターがあり、そのカウンターが通路端にあったため通り過ぎる人が続出しており、ほとんどの人がノーチェックのような状態でした(苦笑)。日本では考えられないほど緩い海外あるあるです。そんなこんなで入国審査もスムーズに終わり、さっそくバンコク市内まで電車(エアポートレールリンク)で移動です。


約30分くらいでバンコク市内のマッカサン駅に到着しました。およそ10年振りのバンコクです。
ホテルはスクンビットエリアというバンコク中心地にあるホテルを予約していますので、この駅から歩いて行きます。


10年前のバンコクの道路はお世辞にもきれいとは言えず歩道もあまり整備されてない状態ですが、10年経過し道路もきれいになっており歩道もかなり整備されてきた感じを受けました。18時くらいになりだいぶ日が暮れてきましたが、歩いて行くとスクンビット(アソーク)の交差点が見えてきました。ここからあと5分くらいでホテルへ到着です。


無事チェックインも終わり部屋に入れました。部屋から見たバンコクの街並みです。
高いビルも多く、東南アジアっぽい建物も見えますね。ちなみに下に見える線路はバンコクのBTS(スカイトレイン)の線路です。この後はとりあえず夕飯を食べて、疲れたので部屋でゆっくりし早めに就寝することにしました。

<2日目>
2日目はアユタヤにタイ国鉄を利用し行く予定です。


まずはホテルで朝食を取りました。
至って普通の朝食です。パクチーとかトムヤムクンなどがありましたが、あまり好きではないため西欧風の朝食です。
朝食を取った後は、いよいよアユタヤ観光へ出発です。ツアーとかで行くのではなく、自身でタイ国鉄を利用して行く予定です。


ホテルを出てスクンビット(アソーク)の交差点です。バイクの数が多く東南アジアっぽいですね。


スクンビット駅から地下鉄に乗って、国鉄駅のバンコク玄関口であるバンコク中央駅(ファランポーン駅)まで向かいます。タイもマスクは必須でした。


バンコク中央駅(ファランポーン駅)に9:30ごろ到着しました。アユタヤに向かう列車は10:05発ですので、未だ余裕はあります。8月で気温も30度を越えており、またバンコク~アユタヤまでは列車で約1時間半掛かるため、エアコン付きの2等車を利用したかったのですが、駅の窓口で聞いたところ、エアコン2等車は既に満席とのことで仕方なくエアコン無しの3等車となりました。なんと3等車1時間半乗っても約200円くらいです。


しかし、出発の10:05を過ぎても列車は全く来ません。これもタイ国鉄あるあるで時刻通りに来た試しがありません。そのうち駅のアナウンスが何度か流れたのですが、何せタイ語なので何を言ってるか分からず、おそらく遅れるということを言ってるのだろうと気長に待つことに。。。ようやく10:40頃列車がやってきて、30分以上の遅れで出発できました。


ちなみに3等車内はこんな感じです。窓は開いています。こう見えても指定席です。写真はないのですが、タイはお坊さんが多くみんなオレンジ色の袈裟を着ているのですが、タイ国鉄にはお坊さん優先席又はお坊さん優先エリアがあります。


そんなこんなでアユタヤ駅に予定よりも30分遅れの正午過ぎに到着です。ここからアユタヤ遺跡までは3kmくらいあり、ネット等で見てレンタサイクルが良さそうだと思っていたので、駅近くのレンタサイクル屋さんを探していたのですが、実際行ってみると休業日なのか閉店しているのかわからず断念。時間があるため散歩も兼ねて3kmを歩いていくことにしました。


暑い中休憩を挟みながらゆっくり1時間くらい歩いて行くと、ようやくアユタヤ遺跡へ到着となりました。さらに歩いて行くと前方には大きな象がおり、その上には象に乗っている人が見えました。象のアユタヤ遺跡トレッキングツアーを行っているようでした。






アユタヤ遺跡は広い敷地に点在するため、色々な遺跡を見て回ります。





アユタヤで一番有名な場所「ワットプラマハタートの仏像」。ビルマ軍が14世紀にアユタヤ王朝に攻め入ったときに仏像を切り落とし、放置された頭部にその後自然に木が包み込んでこのような形になったという説が有力のようです。
アユタヤも3時間くらい観光し、バンコクまで来たルートを戻ります。


列車は時刻通り来るのかと待っていましたが、何とほぼ時間通りに列車がきました。
タイ国鉄にしては珍しい。。。
この後無事にバンコクのホテルまで戻りました。少し部屋で休憩した後、疲れた体を癒すためホテル近くのタイ古式マッサージに行く予定です。


ホテルから徒歩約10分くらいのタイ古式マッサージ屋に来ました。
日本語で「ワットポーマッサージ・スクール」と書いてありますが、この周辺は日本人駐在の方が多いのでおそらくこの店のお客さんの7割以上が日本人だと思われます。タイ式マッサージは日本だと1時間で約5000円以上しますが、ここだと約1200円と破格です。マッサージしてくれたタイ人の方と話しましたがコロナ渦になってからは客足がかなり減少したとのことでした。バンコクへ行ったら本当に気持ち良いので、ぜひタイ式マッサージを経験されることをお薦めします!2日目は疲れたので、ホテルへ戻って就寝します。

<3日目>
3日目は、朝一近くのクリニックで帰国の為のPCR検査を受け、その後ホテルでの朝食後にパタヤへの移動です。


クリニックはホテルから徒歩約20分ほどの距離です。テクテク歩いて行くと、世界の山ちゃんを見つけました。


グーグルマップを見ながら歩いて行くとクリニックが見つかりました。Mと書いてある看板のところです。PCR検査を15分ほど終え、またホテルまで歩いて戻ります。PCR検査の結果は、夕方にメールで送られてくることになっています。


いつ製造のバスか分からないほどの年季の入ったバスが、扉を開けたままで走ってます。日本との文化の違いが凄すぎて苦笑です。
この後ホテルへ戻り朝食を食べた後ホテルをチェックアウトし、パタヤまで約1時間半の車移動です。あらかじめ送迎車を予約済です。


送迎車でパタヤに到着しました。
14時頃にパタヤのホテルに到着しましたが未だ部屋が準備できていないとの事で、ホテルのラウンジで待機する事に。待機しているとホテルの方が「アフタヌーンティーはいかがですか」と声を掛けられたため、人生初めてアフタヌーンティーなるものを経験することにしました。しかし名前からしてイギリスの高貴なご婦人方が食すようなイメージがあったので、食べ方のマナーなどもあるのだろうと頭をよぎったものの、とりあえず甘いものが好きなため上の皿から食べようとしましたが、周りのお客さんの様子を見たところ何か違うと感じ、急いで手元のスマホでアフタヌーンティーの食べ方をググってみることに。。。そうするとどうやら甘いものは一番最後に食べるらしい、とりあえずサンドイッチの下の皿から順に食べていくらしいということが判明し、平静を装ってその通りに食べてみました。非常においしゅうございました。

その後15時になり部屋へ案内されました。(部屋の写真を撮るのを忘れていました。)
周辺をぶらぶらして部屋でくつろいでいるうちに、朝バンコクで受けたPCR検査の結果がメールにきて無事陰性だったとの事。これで無事に日本に帰れます。部屋でゆっくりしていたら夜になったため、3日目もこれで終了です。

<4日目>
4日目は、パタヤでの1日自由行動の日です。
午前中はパタヤビーチのほうを徒歩観光、午後はホテルプールでのんびりする予定です。


まずは朝食です。種類豊富でしたがやはりタイローカルのものには手を付けられず、無難な朝食です。


外でも食べられましたが、鳥が来るので屋内で食べました。


朝食後は、パタヤビーチまで散歩です。
ホテルは丘の上のホテルですので、パタヤビーチまで降りていきます。
タイの人はあまり歩きません。なぜなら暑いのとタクシーが初乗り35バーツ(約120円)と格安の為です。
海外で歩いて観光するのが好きなのでとりあえず歩いていきます。


丘を降りていくと、有名なパタヤサインがありました。
更にパタヤビーチのほうまで歩いて行きます。


タイでは、マクドナルドのキャラクターも「ワイ(合掌)」をしています。


そんなこんなでパタヤビーチに来ました。向こうのほうにパタヤサインが見えますね。
ここまで3km近く歩いたと思います。


パタヤビーチは端から端まで約3kmあります。この写真だけ見ると、ハワイのワイキキビーチみたいですね。
このまま歩いてパタヤビーチの端まで来たのですが、この辺りで体調に異変が、、、、。
既にホテルから約6kmを30度以上の中歩いてきたこともあり、少々気分が悪くなり歩いているのが辛くなってきました。
コロナも昨日受けたPCR検査で陰性だったから違うだろうし、おそらく熱中症になったと思われます。
仕方なしに近くのタクシーでホテルまで戻ることにしました。
結局ホテルへ戻っても午後はずっと具合が悪く、半日寝てしまい4日目はあえなく終了となりました。

<5日目>
朝飽きて昨日よりは体調が回復していましたが、未だ本調子ではないという感じです。
本日は帰国する日です。
朝食を取った後チェックアウト時間までは、昨日体調が悪く入らなかったホテルプールに、未だ体調が万全でないもののとりあえずリゾートホテルに来たからには泳いでおこうかなという気分でした。




今日も天気は快晴です。
ホテルの部屋からプールが見えており、そのプールで1時間ほど泳いでました。
これぞ南国リゾートという感じのホテルです。
プールで泳いだ後ホテルをチェックアウトし、バンコク空港まで予約した送迎車で移動です。


パタヤからバンコク空港まで1時間半の車移動で13:30頃空港に到着しました。
バンコク発23:50の便ですので未だ10時間以上空きがあります。荷物を置いてバンコク市内に行こうかと思いましたが、昨日の体調不良を若干引きずっているため断念し空港で待つこととしました。とりあえず空港内の日本食屋さんでトンカツ定食を食べたり、土産物を見たりして時間を潰し、ようやく出発時間前になったため航空会社カウンターでチェックインをし、搭乗ゲートまで向かいました。


免税店や土産物店も充実しています。


搭乗ゲートまで来ました。
バンコクスワンナプーム空港はきれいですね。


機内から。
この日も良い天気です。


成田空港に無事帰国致しました!
これで3年振りの海外旅行「バンコク&パタヤ編」は完了です。

最後にタイの良い点と、もう少しだなぁと思う点を記します。

【タイの良い点】
・観光地やビーチがたくさんあり見どころがたくさんある。
・治安が比較的良い。
・物価は安い。
・1年中常夏なので南国に来た感じで気分が上がる。
・タイ料理も種類があり好きな人は好きになる。

【タイのもう少しだなぁと思う点】
・交通インフラが未だ未発達。
・歩道が歩きにくく、道がガタガタである。
・スコールが多い。毎日夕方になると土砂降りが降る感じ。
・大都市でも虫や大きいトカゲなどを見かける事がある。

最後まで読んでいただき有難うございました!
【了】


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