旅行ブログ(第8回 オランダ・ベルギー 後半:​ベルギー編)

「オランダ・ベルギー編 後半ベルギー編」をお送りします。


<4日目>
今日は移動日です。アムステルダム=>ブリュッセルまでタリス(特急)で移動します。まずはホテルをチェックアウトし、タリスの出発駅であるアムステルダム中央駅まで行きます。


アムステルダム中央駅にあったクロケットの自動販売機です。クロケットとはコロッケの由来になったオランダ風のコロッケのことです。1個買って家族が食べてみたところ、クリームコロッケのような感じで美味しかったらしいです。ちなみに1個約300円くらいでした。


ホーム上で出発を待っていると、古い国鉄特急とそっくりな列車が止まってました。


そうしていると、タリス(Thalys)がホームに入ってきました。アムステルダム中央駅からパリ北駅行きですが、私たちは途中のブリュッセル南駅で降ります。タリス(Thalys)は最高時速は300kmで、アムステルダム中央駅~ブリュッセル南駅まで約2時間30分の列車旅です。


景色を見ていると、あっという間にブリュッセル南駅に到着しました。ホテルは1駅隣のブリュッセル中央駅にあるので、普通列車で1駅戻ります。来た列車は少し古めの年季の入った列車でした。


ブリュッセル中央駅から徒歩約10分で予約していたホテルに到着です。今日の宿は「9ホテル サブロン」です。駅から徒歩圏内で静かなエリアにあるホテルでした。


ホテルで少しゆっくりした後、日本にもある高級チョコレート店のピエール マルコリーニ本店に行ってみました。花が飾ってあるのがピエールマルコリーニです。ヨーロッパはおしゃれなお店が多いですね。店内は撮影していないため写真はありません。



ベルギーにきて初めての夕食はホテル近くのお店で取りました。写真は食パンにビーフシチューを載せたような料理です。美味しいのですが、これだけで3000円くらいします。円安+日本が物価が上がらない国なので、ヨーロッパは全体的に高く感じます。


夕食後、ホテルから徒歩圏内のグランプラス(世界遺産)に行ってみることに。ベルギーで一番有名な場所はどこかと言われればグランプラスだと思いますが、一度行ってみたかったのです。




グランプラスに到着しました。「レ・ミゼラブル」のヴィク トル・ユゴーが、「世界で最も豪華な広場」とまで言わしめた世界遺産の広場です。
各建物が青や赤色にライトアップされて幻想的でした。ライトアップを見ようと非常に多くの人が広場に集まっていました。
この後、ホテルへ戻って就寝となりました。

<5日目>
5日目はブルージュ1日観光です。ブルージュはブリュッセルから列車で約1時間の距離にある、「屋根のない美術館」と称される世界遺産の街です。


まずはホテルの最寄り駅のブリュッセル中央駅からスタートです。


1時間ほど列車に揺られブルージュ駅に到着しました。列車はほぼ満席でほとんどの人がブルージュで降りましたので、やはり人気の観光地のようです。


ブルージュの街中へ向かって歩いて行きます。


ぺギン会修道院にやってきました。ここは修道院で静かに!という看板があるため、喧騒とは離れ静寂が支配しています。




ようやく街中へやって来ました。皆さんボートに乗って街を見学しています。後であのボートにも乗る予定です。





街全体が中世の街のようで、歩いていても楽しくなってきます。どこを切り取っても絵になる街ですね。



ブルージュの一番の中心部、マルクト広場までやってきました。多くの人でにぎわっています。


マルクト広場にある聖母教会です。13世紀に建てられたとのことです。




ブルージュの街中を眺めながらゆっくり歩いていきます。


ブルージュ運河ボートクルーズに乗ってみました。1人12ユーロです。ブルージュを流れる運河から見る景色はまた違った眺めとなります。ブルージュの運河を往復して約30分のクルーズです。




先程までは曇っていたのですが、ボートに乗ったときは晴れてきました。やはり、ボートからの世界遺産の街の眺めは格別ですね。


数多くのボートが行き来しています。


30分ほどでボートを降りてブルージュ観光は終了です。ブルージュ街中の来た道を歩きブルージュ駅まで戻ります。この後、ブルージュ駅発の列車が運休になり、色々ありましたが何とかブリュッセルのホテルへも戻ってきました。ブルージュで色々ワッフルやチョコレートなどを食べたため、お腹いっぱいで夕食を抜きにし早めに就寝しました。これで5日目は終了です。

<6日目>
6日目はブリュッセル市内1日観光です。主に徒歩で観光スポットを巡っていきます。


まずはグランプラスから街歩きスタートです。今日も快晴で絶好の観光日和です。


グランプラス脇にある「セルクラースの像」です。この像に触ると幸せになるということで、腕がピカピカに光ってます。


次はグランプラスから近い「小便小僧」です。これは諸説ありますが、爆弾の導火線に小便をかけて消し町を救った少年の像だという説が有力です。世界三大がっかりの一つと言われてます。かなり小さいからですかね。。。。


近くのチョコレート店のディスプレイにはこのようなものが、、、。皆さん写真を撮ってます。苦笑


次はヨーロッパで最も古いアーケードと言われている「ギャルリー・サンチュベール」に行ってみました。両側にはレストランやカフェ、チョコレート店等が並んでいます。きれいなショッピングストリートです。


次はサン ミッシェル大聖堂です。1226年に着工し、300年以上かかってようやく完成したブリュッセルを代表する大聖堂です。王家の結婚式なども行われる由緒ある大聖堂です。


次はモン・デ・ザール庭園にやって来ました。グランプラスにあるブリュッセル市庁舎主塔が正面に見えるように設計されているそうです。ブリュッセルの最高のビューポイントの一つです。


こちらはブリュッセル王宮です。国賓を迎えるなどの公式行事に使われる建物ですが、残念ながら工事中でご覧のように幕が掛かってました。


ノートル ダム デュ サブロン教会です。ヨーロッパはこのような教会や大聖堂が多くみられ、街並みを際立たせてますね。


この日は暑く30度以上ある中で徒歩で観光していました。ブリュッセル市内にはトラム(路面電車)も走っています。


ここはアル門(Porte de Hal )です。かつて城壁で囲まれた城塞都市であったのですが、アル門はその名残をとどめる門です。中は博物館になっているのですが、暑い中歩き疲れていたため、博物館には行きませんでした。


徒歩でBruxelles-Midi(ブリュッセル南駅)までやってきました。ここからグランプラスまで戻るためにトラムを利用しようと思ったのですが、どうしても乗りたい路線の発着場所が見つかりません。地上にトラムの発着駅があるのですが乗りたい路線ではないトラムの番号表示しか出ないため右往左往していると、地下に行く階段を見つけました。どうやら地上の駅と地下の駅があるようです。トラムに地下駅があり地下を走るとの概念がなかったので分かりませんでした。地下に降りていくと乗りたいトラムが走っていました。


一度ホテルへ戻り、再度グランプラス周辺に夕食を取った後、グランプラスに行ってライトアップされるのを待ちました。夕方みたいな雰囲気ですが既に21時を過ぎています。ブリュッセルの夏は白夜の為、日の入り時間が21時ごろになります。そしてこの後ホテルへ戻って就寝となりました。

<7日目・8日目>
さて今日は長かった旅行が終わり、帰国する日です。まずはBruxelles-Midi(ブリュッセル南駅)~フランクフルト空港駅まで約3時間の列車旅です。


Bruxelles-Midi(ブリュッセル南駅)にやってくると、自分たちが乗るICEの他にTGV INOUI、THALYSと3つの各国の高速列車が並んでました。非常に珍しい光景だったので写真を撮ってしまいました。


私たちはこちらのICEで帰ります。フランクフルト空港まで約3時間の乗車です。今回の旅で指定席を取る際に、座席図を見ながら進行方向前向きの席を選んで予約してたのですが、ことごとく車両変更が入りほとんど後ろ向きになってしまいました。今回も後ろ向きです。


フランクフルト空港に到着し、無事に帰国便のキャセイパシフィック航空に搭乗できました。まずは香港まで約10時間ほどのフライトです。



香港での乗継時間が1時間しかなく乗り継げるが微妙でしたが、フランクフルト発が遅れたため香港は1時間ほど遅延で到着しました。香港到着時に乗り継げないことが分かっていたので手続きが面倒だなと思っていたのですが、飛行機から降りるとキャセイパシフィック航空の係員が待ち受けていて、既に次の便の振替の搭乗券を準備して待っていてくれました。キャセイパシフィック航空はなかなか手際が良く好印象です。


予約便に乗り継げなかった為、予定到着時より3時間ほど成田着が遅くなったものの、無事に成田空港へ帰ってきました。


これで「オランダ・ベルギー編」は完了です。
最後に良い点と、注意点を記します。

【オランダ・ベルギーの良い点】
・観光スポットや美術館などが多くあるので、色々なところを見て回れる。
・ヨーロッパの中では治安が良い。
・ユーロが使えるので、周辺国を回っても一回ずつ両替しなくてよい。

【オランダ・ベルギーの注意点】
・物価が高い。日本の約2~3倍。
・ヨーロッパ全体で電車遅延や運休が多いため、esimやwifi等の通信環境が必須。

最後まで読んでいただき有難うございました!
【了】

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