春になるとキャンパス中が桜で彩られる東京外国語大学。
その桜の思い出を閉じ込めた、桜染めのタオルハンカチを作成中です。
※写真内の桜はキャンパス内のものですが、今回の染料には使用していない樹木です。
桜染めのタオルハンカチとは
桜の枝やひこばえから染液を抽出し、今治産の上質なタオルを染め上げたものです。桜本来の色を出すため、天然染料を使用しています。また、抽出に使用する枝葉は、本来は廃棄されてしまうような、地面に落ちたものや伐採予定の木から採取しています。
ただいま企画進行中!
このページで完成まで報告します。
2024年12月3日
施設企画課様より、図書館前の桜の木は傷みが激しく倒木の恐れがあるため、近日中に伐採する旨お知らせいただき、そちらの木から染料用の枝葉をお預かりすることにしました。鮮やかな花を咲かせて毎年楽しませてくれた木が伐採されてしまうのは悲しいことですが、キャンパス内の皆様の安全を守るために避けては通れない道です。素敵なタオルハンカチに生まれ変わり皆様の元に帰ってきてくれるよう、願いを込めて枝葉やひこばえを採取しました。この後グッズ作成会社へ送り、工房にて染料を抽出します。染料は色味の異なるものが複数種類抽出され、12月下旬には色見本が出来上がるそうです。
図書館入口横の桜の木
染料を抽出するのに必要な量を採取しました