春になるとキャンパス中が桜で彩られる東京外国語大学。
その桜の思い出を閉じ込めた、桜染めのタオルハンカチを作成中です。
※写真内の桜はキャンパス内のものですが、今回の染料には使用していない樹木です。
桜染めのタオルハンカチとは
桜の枝やひこばえから染液を抽出し、今治産の上質なタオルを染め上げたものです。桜本来の色を出すため、天然染料を使用しています。また、抽出に使用する枝葉は、本来は廃棄されてしまうような、地面に落ちたものや伐採予定の木から採取しています。
3月17日(月)完成品入荷!
2025年3月17日
ついに完成品が入荷しました!キャンパス内の桜が、鮮やかで素敵な色のタオルハンカチに生まれ変わりました。21日(金)卒業式当日からお買い求めいただけます。以降はハッチポッチ店頭で販売いたします。大学生活の思い出に、海外の方へのプレゼントに、ぜひご利用ください。
サイズ:25cm×25cm
税込価格:1,200円
2025年2月27日
抽出した色素で糸を染め、タオルに織り上げる工程に入りました。パッケージ・タグの最終デザイン確認も終わり、完成に向けて急ピッチで進めています。3月21日(金)の卒業式には間に合いそうです!研究講義棟1階ガレリアでの出張販売所&ハッチポッチで販売予定です。お楽しみに!
2025年1月7日
集めた枝葉やひこばえから、無事色素が抽出でき色見本が出来上がりました。枝や葉から抽出したとは思えないとてもきれいな10種類の色の中から、府中キャンパスの桜を思い描くような、そしてタオルハンカチとして身に着けたい色はどれか、スタッフみんなで決めました。パッケージやタオルハンカチにつけるタグのデザインも決まり、作成は順調に進んでいます。
2024年12月3日
施設企画課様より、図書館前の桜の木は傷みが激しく倒木の恐れがあるため、近日中に伐採する旨お知らせいただき、そちらの木から染料用の枝葉をお預かりすることにしました。鮮やかな花を咲かせて毎年楽しませてくれた木が伐採されてしまうのは悲しいことですが、キャンパス内の皆様の安全を守るために避けては通れない道です。素敵なタオルハンカチに生まれ変わり皆様の元に帰ってきてくれるよう、願いを込めて枝葉やひこばえを採取しました。この後グッズ作成会社へ送り、工房にて染料を抽出します。染料は色味の異なるものが複数種類抽出され、12月下旬には色見本が出来上がるそうです。

図書館入口横の桜の木

染料を抽出するのに必要な量を採取しました